私は『勉強を嫌いな生徒はたくさんいるが、できることが嫌いな生徒はいない』と信じています。
勉強のやる気が下がる瞬間は、自分はできないという経験に直面した時が多いです。
そして、『できない』を積み重ねることにより、自分はできないという思い込みが強くなり、結果勉強が嫌いになる。もともと勉強が嫌いな人はいない。少しずつ嫌いになってしまう。こういう生徒は多いと思います。
なぜでしょうか?
それは周りの声だと私は思っている。例えば、「なんでこんな点数なの?」「なんでこんなことが分からないの?」そういう声を聞けば聞くほど子供はどんどん自分はできないという思い込みを強くしていく。
人にとってどんな言葉を日頃から聞いているかはとっても大きなものです。子供に勉強のモチベーションをあげてほしいと願うのであれば、保護者の皆さんが日頃からすぐできることがあります。それは子供の変化を見つけて、それを言葉にして伝えることです。そして、できることであればその変化を一緒に喜んであげることです。(ハイタッチをするなどでもいいです)上から見下ろして評価するのではなく、共にがんばっていく伴走者のようなイメージで。これの積み重ねで、子供は自分の成長を感じられるようになり、やる気が湧きやすくなります。
ほんの小さな”できた”に子供たちに気づかせてあげること。(これは子供は自分自身では感じにくいので、周りのサポートが絶対に必要です。)私は教室ではにとても気を配ります。ほんの小さなことでも伝えます。そして、子供たちの反応が薄くても諦めず、伝え続けます。ここが大切です。見返りを求めない。あくまでの、自分の気持ちを伝えることに意識を持っていくことが大切です。どんなに聞いていないと思える相手でも、聞いています。伝え続けることが大切だと信じています。
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