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石川高専に合格するには?偏差値と合格ラインや進学実績まとめ(2023年10月14日更新)Vol160

この記事では、石川高専の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 受験する方に向けて石川高専の合格ラインについても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

 

石川高専とはどんな高校?特色や校風を紹介

石川高専は1965年に創立された国立高等専門学校です。工学のエキスパートを育てるために機械工学科,電気工学科,電子情報工学科,環境都市工学科及び建築学科の計5学科があり,中学卒業という若い世代で入学する学生に対し,5年間一貫した専門教育を行っています。一般教育と専門教育を有機的に組み合わせた「くさび型」の一貫教育です。これは,技術者に欠かせない一般教養を学ぶと同時に,1年生からじっくりと専門科目を学べるシステムです。また、少人数教育、実験・実習を重視した授業も大きな特徴です。自主性を重んじる学校なので非常に自由な校風です。就職や大学への進学(編入)にも強く、年々人気があります。

石川高専のホームページ

 

石川高専の進学実績(4年制大学3年次に編入学)

下の表は2021年度から2023年度入試までの石川高専の大学進学実績をまとめたものです。石川高専から大学へ進学する際は、基本的には4年生大学3年次編入で入学します。編入する際には、学科ごとで持っている推薦枠を利用する場合や編入試験を受ける場合など様々ですが、進学校から一般入試で受験するよりも国公立大学へ進学しやすい傾向にあります。

※学校ホームページのデータを元に作成

 

石川高専の偏差値

2023年石川県総合模試のデータによると、石川高専の偏差値は電子情報工学62、電気工学61、機械工学59、環境都市工学59、建築学59です。公立高校では金沢二水高校や小松高校などが学力が近い高校になります。

石川高専の偏差値と学力が近い公立高校

石川高専の応募倍率推移

石川高専の倍率は学科と年度ごとにばらつきがあります。石川高専の倍率を見る際に一つ気をつけなければいけないのは、推薦についてです。2023年度は全ての学科で20名〜22名推薦で合格しています。つまり、一般入試では定員の約半分の20名弱となります。

石川高専の入試傾向と合格ライン

石川高専は公立高校入試とは全く傾向が違う問題が出されます。

違いは大きく以下の3点です。

①社会が入試にない。英語・数学・理科・国語の4科目受験。

②全ての問題がマーク式(公立高校入試が記述問題も多く出題されます)

③内申点の割合が高い。(調査書270点満点+学科試験400点満点)

 

各県の国立高専のデータや石川高専の先生方の保護者説明会の内容を参考にすると、合格最低点は500点前後となっております。670点満点(調査書270点満点+学科試験400点満点)の入試なので、正答率75%前後が合格ラインとなります。そして、忘れてはいけないのが、調査書270点満点とかなり配点比重が高いです。調査書は各学年の通知表の評価と資格・校内外の活動(生徒会や部活動など)を総合的に評価されます。学科試験では社会はありませんが、調査書にはバッチリ入ってきます。

 

石川高専を志望する場合は、推薦入試を受けられるように評定を上げることが必須です。石川高専で推薦入試を受ける場合には、在籍中学校内で上位20%以上の順位にいることが最低条件です。また、主体性を評価する校風です。中学校の間から生徒会や部活動でリーダーシップを発揮する経験を積んでおきましょう。

*石川高専のホームページより

石川高専を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい?

星稜高校

ここ数年、難関10大の合格者を毎年10名程出しており、石川県内の私立高校の中では一番多い合格者となっています。2023年度は金沢大学医学類の合格者を3名出すなど私立高校では県内屈指の合格実績を出しています。星稜高校にはAコース(特進)、Bコース(普通)、Pコース(体育)の3コースがあり、星稜高校のAコースで合格が出るかどうかが、小松高校の合格目安ともなっています。

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