クスリのアオキ 北浅井店さんのすぐ横 子別指導塾つなぐです。
前回のブログでは総合型選抜・学校推薦型選抜のそれぞれの出願書類の準備についてご紹介しました。
今回は、「志望理由書の書き方」と「将来のビジョン・学問への熱意の伝え方」についてお話しします。
ただその前に少しだけ、
受験生を支える立場として感じていることをお伝えしたいと思います。
「将来を決める」ことの難しさ
大学受験とは自分の進路を選ぶという大きな決断です。
しかし、18歳の段階で人生を左右するような選択を完璧にできる人はそれほど多くないのではないでしょうか?
「将来、何をしたいのかまだ分からない」
「本当にこの学部でいいのだろうか」
そう感じるのは、決して悪いことではありません。
その迷いの中で、自己分析をする、大学を調べる、オープンキャンパスへ行くなど行動していくことが大切です。
そして最終的には、生徒の皆さんが“自分で考えて決めた”という実感を持って受験に臨むことが重要です。
そのことが、きっと大学生活でもその先の人生でも支えになります。
“やりたい”という気持ちを大切に
「自分には無理かもしれない」ではなく、
「将来はこれをやってみたい」
「大学に入ってこれをやってみたい」
という気持ちを大切にしてほしいと思います。
たとえ、その「やりたいこと」がまだ漠然としていても構いません。
大学での学びは、そうした小さな興味を形にしていく場所だからです。
志望理由書はまさにその興味や想いを言葉にして伝える書類。
「なぜそう思うのか?」
「そう思うようになったのはどんなきっかけがあったからなのか?」
を自分の言葉で表現することが何より大切です。
それでは本題に入っていきたいと思います。
志望理由書の基本構成と書き方の流れ
志望理由書は、以下の3ステップでまとめると整理しやすく、読みやすくなります。
①【きっかけ】興味・関心が生まれた瞬間を書く
例:「学校の文化祭でプレゼンをした際、人に伝える楽しさを感じた」
「ボランティアで高齢者と接する中で、福祉に興味を持った」
自分の体験をもとに書くことで、説得力が生まれます。
②【学び】その関心をどう深めてきたかを具体的にする
例:「学校新聞で記事を書き、情報発信の難しさとやりがいを感じた」
「生物の授業で遺伝の仕組みに興味を持ち、自分で本を買って読んでみた。
さらに興味が湧いた。」
自分が行動したこと・考えたことを具体的に書くと、
「この生徒は興味を持つだけでなく主体的に行動している」と大学に伝わります。
高校1年生・2年生の段階でどんどん行動していきましょう。
ただし、「興味はあるけれど何をしていいか分からない」という生徒さんも多いと思います。そんなときは、小さな行動を積み重ねていきましょう。
例:「ニュースで環境問題の特集を観て、自将来この分野に関わりたいと思った。」
「授業で扱ったテーマに疑問を感じ、自分で本を読んで調べた。」
大切なのは、「行動の大きさ」ではなく、
興味を持ったことを自分なりにどう考え、何をして、どう感じたかです。
③【将来のビジョン】大学で学び、どう成長したいかを描く
例:「貴学のメディア学部で発信力を学び、地域の魅力を伝える仕事をしたい。」
「福祉学部で心理面から支える方法を学び、将来は相談支援に携わりたい。」
大学での学びと将来の目標をつなげることが重要です。
調べた授業名やゼミ内容、大学の理念などを具体的に盛り込むとより熱意が伝わります。
ここまで紹介した3ステップは、志望理由書全体の「構成(流れ)」です。
次にご紹介する「3つのポイント」は、特に③の【将来のビジョン】の部分で、
学びへの熱意や自分らしさをより深く伝えるための“表現のコツ”になります。
将来のビジョン・学問への熱意を見せる3つのポイント
1.大学で具体的に学びたい内容を書く
例:「〇〇教授のゼミで地域マーケティングを学びたい」
2.将来どのように社会に貢献したいかを明確にする
例:「学んだ知識を活かして、地元の活性化に携わりたい」
3.実体験や努力を交えて語る
例:「地域イベントの運営に参加し、地域の人と協力して地元の活性化に取り組むことにやりがいを感じた。」
この3つを意識することで
自分の想いを具体的な形で伝えていきましょう。
次回予告
「総合型選抜・学校推薦型選抜の面接について」
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